共通テスト国語の勉強法|9割超への対策のコンテンツ概要
共通テスト国語の勉強法と9割超への対策では、 新課程の共通テスト国語の勉強法と対策も含め共通テスト自体の導入の趣旨や共通テスト問題の性質について東大医学部/理三講師30名超「専属契約講師」集団(株)合格の天使の東大理三合格講師がきっちり分析を加え、それを前提とした共通テスト国語で9割超、満点の得点を獲得するための国語の勉強法と対策についてお伝えしていきます。
なお、このコンテンツは、共通テスト対策について全教科について具体的かつ詳細に勉強法と対策を書き記した
「受験の叡智」【受験戦略・勉強法の体系書】 ▶
からの抜粋を含みます(厳重な著作権保護対象です)。
「受験の叡智」【受験戦略・勉強法の体系書】では、 2014年の初版以来引き継がれる当塾のブレ無き受験戦略・勉強法に加え、 30名超の東大理三合格講師と多数の東大文系上位合格層講師が共通テストの趣旨・問題を分析し、 共通テスト国語はもちろん、全教科の詳細な共通テスト対策を体系的に掲載しています。 「二次試験・私大個別試験」及び「共通テスト対策」の受験戦略・勉強法、勉強計画を完全網羅した一冊です。 共通テストで高得点獲得し、二次試験・個別試験対策も万全に行いたい方は是非手にしてください。
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以下、このコンテンツの目次です。
【コンテンツ 目次】
共通テスト現代文対策動画~現代文をなぜ勉強しないとならない~
以下は、センター試験→旧課程の共通テスト→新課程の共通テストへと移行される過程で共通テストの試行問題をもとに書かれた独自分析と対策、勉強法です。現在においても共通テスト対策として学べることがとても多いので、参考として残しておきます。是非参考にしてください。
【勉強法と対策の前にチェック】大学入試センター公表による新課程の共通テスト国語
【的確な勉強法と対策の前提】共通テスト国語【新課程】の試作問題独自分析
(1)共通テスト国語【新課程】問題構成y予測と試験時間、配点
(2)合格の天使 東大理三合格講師による共通テスト国語試作問題独自分析
(2)的確な共通テスト国語の勉強法と対策をとるために最も重要なこと
共通テスト国語にセンター過去問、旧課程の共通テスト過去問は使える?
(2)受験全教科とのバランスを考慮した受験戦略や勉強法を学びたいという受験生へ
共通テスト国語【新課程】の勉強法と対策
以下では令和7年度に実施された新課程の共通テスト国語について分析を加えたうえで現代文、古典(古文、漢文)に分けて対策と勉強法を解説していきます。
共通テスト現代文【新課程】令和7年度本試験問題の独自分析
2025年度(令和7年度)の共通テストは、新課程の最初の年ということもあり、現代文の出題形式に注目が集まりました。今年度の大きな変化は、第3問に「実用的文章」が新設された点です。これにより大問数は4から5に増えましたが、全体のマーク数は変わらず、形式上の負担と軽減措置のバランスを取った構成であったといえます。
第1問 評論
まず第1問の評論は、高岡文章「観光のまなざし」を扱ったもので、単一の文章からの出題でした。ここ数年は複数テキストや生徒の会話を組み合わせた設問も見られましたが、今回はよりシンプルな構成に戻った形です。設問も漢字、傍線部内容説明、理由説明といった定番の流れに収まり、選択肢がすべて四択となったこともあり、昨年と比べて取り組みやすかったという印象です。ただし、本文内容は「観光における見る/見られるの関係」といった抽象度の高い議論を含み、受験生には一歩踏み込んだ読解力が求められました。
第2問 小説
第2問の小説は、蜂飼耳「繭の遊戯」からの出題でした。昨年より本文の分量が増えた一方で、知識問題が出題されず、全体が心情や表現に関する設問で占められました。設問の選択肢はすべて四択であったため、解答の作業量自体は軽減されています。しかし、傍線部周辺に直接的な手がかりが少なく、心情をどのように把握するかで迷う問題も見られました。したがって、文章全体の流れを丁寧に追いながら、登場人物の状況や表現効果を総合的に捉える力が試されたといえます。
第3問 実用的文章
第3問の実用的文章は、新課程における最大の特徴です。「インフォームドコンセント」の言い換えを題材に、グラフや調査データを含む複数の資料を読み取り、提示された文章の修正や加筆方針を考える形式が採られました。これは大学入試センターが2022年に公表した試作問題の「第B問」を踏まえた内容であり、今後定着していく可能性が高い形式です。問題の分量は比較的抑えられていましたが、複数資料を参照して根拠を探す作業は新しい負担となり、情報処理のスピードと正確さがカギとなりました。
総括
全体を通じてみると、評論と小説はいずれも単一テキストからの出題に戻され、出題形式の複雑さは軽減されました。その一方で、新たに加わった第3問が「言語活動」を意識した新傾向の問題であり、これまでの知識・読解中心の演習だけでは対応が難しい場面も見られました。形式の変化に慣れていない受験生にとっては、時間配分の面でも課題を残した試験だったといえます。 新課程一発目の共通テスト現代文は、出題形式の「シンプル化」と「新傾向の導入」を両立させた内容でした。複数テキストの煩雑さを減らしつつも、資料読解や表現修正といった新しい力を問う要素を盛り込んでおり、現代文が単なる読解にとどまらず、社会的な言語活動を反映した科目へと移行していることが示されたといえるでしょう。
共通テスト現代文 勉強法と対策についての原則
過去問がこそが最強の教材
共通テスト現代文の勉強において、最も大切なのは「過去問に徹底的に取り組むこと」です。予備校の模試や市販の予想問題集も一定の役割は果たしますが、そのクオリティは本試験問題には到底及びません。現代文に関しては特にその差が顕著であり、大学入試センターが作成した過去問こそが最高の教材だと断言できます。
目安としては、センター試験時代の追試も含めて30回分ほど遡る価値があります。分量としては多く感じられるかもしれませんが、その積み重ねが「文章の読み方」や「設問の解き方」を体に染み込ませる最短ルートとなります。現代文は知識を詰め込む科目ではなく、その場で文章を読み解く力がすべてです。だからこそ、本物の問題で「読む・考える・答える」という経験を繰り返すことが重要なのです。
予備校作成の模試や問題集は?
一方で、予備校作成の模試や問題集には「90分を通して解く練習」という用途があります。特に現行の共通テストでは評論・小説に加えて実用文も出題されるため、時間配分に慣れておく必要があります。とはいえ、これらは直前期に数回取り組む程度で十分です。日々の演習で重視すべきはあくまで過去問であり、それ以外は補助的な位置付けにとどめるべきでしょう。
総括
結局のところ、共通テスト現代文で得点力を高めるための原則はシンプルです。大学入試センターが用意した文章を読み込み、その意図を正確に汲み取る練習を繰り返すこと。これに尽きます。奇をてらわず、地道に過去問を積み重ねていくことで、試験本番でも迷わずに解答できる力が養われるのです。
共通テスト現代文の選択肢の選び方
共通テスト現代文において、読解力そのものが基盤であることは言うまでもありません。しかし、実際の得点を左右するのは「選択肢の扱い方」です。本文を正しく読んでいても、設問で誤った選択肢を選んでしまえば意味がありません。したがって、文章を読む力と同時に、選択肢を取捨選択するための技術を意識して鍛える必要があります。
大前提
まず大前提として、選択肢は「文章の構造を意識して読む」ことが肝心です。単に冒頭の一言だけを見て判断するのではなく、前半と後半を必ず読んで、その一文全体がどのような方向の主張をしているかを把握することが重要です。多くの誤答は「前半だけは正しいが後半で外れている」「部分的には合っているが全体の趣旨がずれている」といった形で仕掛けられているからです。
解答の基本手順 一撃法と消去法
次に、解答の基本手順についてです。現代文は「本文をすべて読む→設問を読む→自分なりの答えを作る」という流れを徹底するべきです。もしこの段階で答えがほぼ決まっているなら、選択肢の中に自分の考えと一致するものが見つかるはずです。これは「一撃法」と呼べるやり方で、最も理想的です。
一方で、自分の中に明確な答えが見えていない場合には、もう一度本文の該当箇所を読み直す必要があります。このとき、部分的に戻るだけでなく、必要なら冒頭からでも読み返して構いません。二度目に読むときは一度理解の土台ができているため、思ったほど時間はかかりません。大切なのは、安易に「選択肢の文章だけで考える」ことに流れないことです。本文を離れて選択肢から逆算しようとする方法は、出題者の罠にはまる確率を一気に高めます。
選択肢を扱う上では「消去法」も有効です。本文とずれている点、極端な言い回し、不自然な要素を含む選択肢を一つずつ切っていくことで、残った選択肢が正解である可能性が高まります。ただし、消去法に依存しすぎるのは危険です。あくまで自分の読解に基づいて「本来の答え」を持った上で、補助的に用いることが正しい使い方です。
総括
まとめると、現代文の選択肢は「本文を読んで答えを思い描き、それを選択肢と照らし合わせて判断する」という流れを守ることが原則です。そのうえで、構造を意識した読み方や消去法を組み合わせることで、より確実に正答にたどり着けます。結局のところ、選択肢は本文を深く理解した上での確認作業にすぎず、本文を離れて選択肢に振り回されることこそが最も避けるべき落とし穴なのです。
共通テスト現代文9割超への秘策
「自分なりの回答」を作る
「自分なりの回答」を作るとはどういうことか なぜ必要なのか。 現代文の問題を解くうえで最も大切なのは、「自分なりの回答」をまず作ることです。設問に答えるとき、いきなり選択肢を見比べて考えるのは一見効率的に思えますが、実際には落とし穴が多い方法です。選択肢は受験生を惑わせるために作られており、どれも一部は正しく見えるように設計されています。そのため、本文の理解が曖昧なまま選択肢から入ると、似たような表現に引きずられて判断がぶれるのです。
「自分なりの回答」とは、設問に対して本文から導ける答えを、自分の言葉で簡潔にまとめたものです。もちろん、模範解答のように整った文章である必要はありません。頭の中で「ああ、この問いの答えはこういう趣旨だな」と理解できれば十分です。そのために必要なのは、設問を確認したあと、本文の該当箇所に立ち返り、根拠を探すことです。多少時間がかかっても、この読み直しを惜しんではいけません。むしろここでの確認こそが得点を支える作業なのです。
本文をきちんと読んで主張や展開を把握できていれば、選択肢は確認作業にすぎません。「自分なりの回答」と一致するものを探すだけなので、選ぶのは一瞬で済みます。逆に、回答を作らずに選択肢に頼ると、「これも正しい気がするが、あっちも間違っていない」といった反復横跳びに陥り、泥沼のように時間を浪費してしまうのです。
選択肢の構造を把握
現代文の問題に取り組むとき、多くの受験生はすぐに選択肢を読み比べようとします。しかし、本当に大切なのは「選択肢の構造を把握する」ことです。これは、ただ表面的に選択肢を読むのではなく、文の型を見抜くことを意味します。
例えば、2025年の共通テスト本試験第1問の問2を見てみましょう。与えられた選択肢はいずれも「〜は、〜ために、〜ということ。」という構造で書かれていました。このことに気づくと、自分の回答を作る際にどのような形式でまとめればよいのかが明確になります。すなわち、本文のどこを埋めればよいのか、理解の方向性が自然と定まるのです。
ここで重要なのは、選択肢そのものから正解を導こうとするのではなく、まず自分で回答の核をつかむことです。設問を読んだ時点で「この問いはこういう趣旨だろう」という答えを、自分の言葉で簡単に組み立てます。その際、選択肢の構造を参考にすれば、回答の枠組みがイメージしやすくなります。あとは本文に立ち返り、必要な部分を丁寧に読み直して、空欄を埋めるように答えを完成させるのです。
つまり、「選択肢の構造を把握する」とは、設問に答えるための本文理解の方向性を定める作業です。それは選択肢を取捨選択するためではなく、自分の答えを作るための土台を整えるものなのです。
共通テスト現代文の厄介者 第二問の小説について
第二問の小説について、まず押さえておきたいのは「問われるのは主に心情である」という点です。したがって、心情の描写が出てきた部分にはマークをするなどして注意を払うことが重要です。また、状況設定は軽く見てはいけません。場面の流れだけでなく、登場人物の年齢や人物相関関係に目を配る必要があります。評論に比べると、自分なりの回答を作りにくい傾向が強く、その場合は選択肢の消去法で「本文と矛盾のないもの」を選ぶ姿勢が大切になります。ここで注意したいのは、「突飛なことを言っているから切る」のではなく、「本文と明らかに矛盾がある、書いてないから切る」という意識です。
具体例を挙げて解説
具体例として、2013年本試験第二問の問5を見てみましょう。これはセンター試験小説の中でも最も選びにくい問題の一つであると筆者は感じています。以下の解説を読む前に、ぜひ実際にこの問題を解いてみて欲しいと思います。
この問題では、小説特有の厄介さがよく表れています。つまり、直接本文に答えの根拠が示されているわけではなく、選択肢を読み比べて消去法で解いていかざるを得ないということです。
①については、矛盾がないとして許容できる選択肢です。「~ではないかという身勝手な妄想」は直前の傍線で挟まれた内容と対応し、「気恥ずかしさ」は「擽るような思い」の言い換えとして通用します。また、地球儀が「父への愛憎半ばする複雑な思いの象徴」であるという内容は、それまでの文章全体の総括として許せる範疇です。他の選択肢と比較してみましょう。
②については、まず「地球儀が“家族の”絆の象徴」という部分に違和感を持つべきです。筆者の心情は家族全体ではなく父親に対する懐古が中心となっています。このように部分(父)から全体(家族)へと範囲を広げてしまうと誤答になりやすいのです。さらに「息子の成長を見守り父親としてその人生を支えていこうと過剰に気負い立つ」という部分も、傍線部分の心情描写には適していません。「今に英一がおもちゃにするかもしれない」という記述から「成長を見守りたい」という解釈を導くことはできないのです。これに対して①の「息子が自分を慕ってくれるのではないか」という内容は、筆者が父を憎みながらも慕っていたことに照らせば妥当です。したがって、比較しても②の誤りは明確です。
③については「息子にも幸せな家庭を築いて欲しい」という部分に根拠がなく、⑤も「意外な驚き」という点から簡単に切れます。
④はさらに注意が必要です。「今に英一がおもちゃにするかもしれない」という本文に「無邪気に」にあたる表現はなく、因果関係の誤りもあります。本来の流れは「息子が地球儀を使うかもと想像する」→「父の話を思い出す」→「自分の心理に気づき擽るような思いを抱く」です。ところが④は「過剰な感傷と共に少年時代を振り返る自分」がトリガーであるかのように描いており、本文の流れとずれています。本文ベースで考えなければ、④のような一見もっともらしい選択肢に引っかかりやすいのです。
総括
このように、小説問題は解答根拠が複数の解釈に分かれることが多く、予備校や解説記事によっても答えの導き方が一致しない場合がよくあります。だからこそ大切なのは、本文ベースで「心情のトリガー」「因果関係」を正しく押さえることです。一部の言葉の不一致だけで切っていこうとすると処理が遅くなり、かえって誤答に陥る危険が増します。まずはマクロの視点、すなわち心情の流れや因果の筋道を確認し、そのうえで消去法を使っていく。この姿勢こそが、小説問題を解く上での重要な原則なのです。
令和7年共通テスト現代文から新設された第三問について
共通テスト令和7年度から導入された新設の第三問は、従来の第一問(評論)や第二問(小説)とは性質が大きく異なる問題です。ここで求められる能力は、いわゆる「本文の論旨を正確にたどり、主張や心情を本文ベースで把握する力」ではなく、複数の資料や文章から必要な情報を拾い出し、それを設問の意図に沿って適切に活用できるかという点にあります。したがって、この大問は「情報処理型」の問題ととらえるのが妥当でしょう。
第一問や第二問では、本文の論理や心情を丁寧に追い、本文中の根拠に従って自分なりの回答を作ることが必須でした。しかし第三問では、そのような精緻な読解よりも「与えられた資料や文章を手掛かりに、設問が要求する答えを組み立てられるか」が鍵となります。この違いを理解していないと、第一問・第二問と同じ感覚で臨んでしまい、時間を浪費することにつながります。
実際の解き方としては、まず「問題文と選択肢をよく読む」ことが第一歩です。その上で、本文や資料に戻って根拠を探しにいく姿勢が有効になります。ここでは「本文の主張を正確に読み取る」よりも、「必要な情報がどこに書かれているか」を効率的に拾いに行く作業が中心になります。したがって、一度目に文章を読むときも、評論や小説のように論旨や心情を深掘りする読み方ではなく、流し読みをしながら「ざっくり何の話をしているのか」「どんな具体例やデータが出てきたのか」という全体像をつかむことが重要です。この「速読+位置の把握」が後の根拠探しを容易にします。
さらに注意すべきは、資料の種類によってアプローチを変えることです。グラフや表がある場合は「軸」「単位」「変化の傾向」をまず確認し、文章資料なら「意見の要旨」と「具体例」の対応を素早く見抜くことが必要です。選択肢が複雑に見えても、元の資料に立ち返れば根拠は明快に見つかるケースが多いので、焦らず照合する習慣を持つことが大切です。 第三問は「暗記」ではなく「情報を読み取り整理する力」を測る大問です。その性質を理解し、他の大問とは異なる読解スタイルを意識することで、時間を節約しつつ得点につなげることができます。
共通テスト現代文の本番での時間配分対策
共通テストの現代文に取り組む際に大切なのは時間配分です。90分の試験時間のうち古典を35分で解き切ることを前提にすると、現代文に使える時間は55分程度になります。この45分をどのように配分するかで得点の安定感が決まってきます。
私は第一問に20分、第二問に22分、第三問に13分を目安にしています。評論は一見難しそうに見えても、設問の根拠は本文中に明確に存在していることが多く、小説に比べて解きやすい形式です。そのため、必要以上に悩まず、本文に根拠があるかどうかを確認して20分以内で終わらせる意識が大切です。
小説は登場人物の心情や情景の描写を把握する必要があり、評論よりも答えを一義的に決めにくいことが多いです。本文を丁寧に追いながら設問と結びつける作業が必要なので、どうしても時間を取られやすくなります。そのため22分程度は確保しておくのが安心です。
第三問は分量自体は多くないものの、図表や会話文を整理しながら答えを導く必要があり、10分では解き切れません。ここに13分程度を割り当てるためには、第一問と第二問での時間管理が重要になります。表や会話文に慣れておけば、短時間でも正確に処理できるようになります。
大切なのは、悩みすぎずに時間を守る姿勢です。一つの問題にこだわって全体を解き切れないことが一番避けたい失敗です。あらかじめ目安の時間を決めて取り組むことで、最後まで安定した解答ができるようになるのです。
共通テスト現代文対策を始める時期と教材について
理系志望者にとって、現代文はつい後回しになりがちな科目です。医学部や国公立を目指す生徒であっても、現代文の対策はゼロに近いというケースが多く見られます。しかし、共通テストでは国語全体で大きな配点を占めており、現代文を完全に捨ててしまうのは危険です。そのため、他教科よりも少し早めに、10月から11月の段階で現代文対策を始めておくことをおすすめします。
勉強の出発点
勉強の出発点としては、共通テストの過去問を解くのが最も効果的です。どの年度から解くかについては神経質になる必要はありません。重要なのは、解いたあとにじっくりと復習し、自分なりに解き方を整理していくことです。例えば、文章を最後まで読んでから設問に取り組むという方法を決めたなら、その方針を演習の中で徹底的に守り、本番で再現できるようにしておくべきです。方法論をぶらすことは、得点の安定性を損なうことにつながります。おおよその目安としては、10月から1月中旬までの2〜3か月で30回分ほど過去問演習を回すことを目標にするとよいでしょう。
教材に関して
教材に関しては、赤本、河合塾の黒本、駿台の青本がよく使われています。いずれも過去問演習には有用ですが、特におすすめなのは黒本です。収録されている年度が多く、解説も比較的充実しているため、独学での復習にも適しています。古い年度の過去問については、ネット上に掲載されているものや中古で入手できるものを活用するとよいでしょう。 共通テスト現代文の勉強は、短期間で得点力を伸ばすことが十分可能です。大切なのは、早めに取りかかり、演習と復習を通じて「自分の型」を確立させていくことです。その積み重ねが、本番で安定した得点を導く土台となります。
共通テスト現代文対策動画~現代文をなぜ勉強しなければならない~
共通テスト現代文ってなんで勉強しなければならないのって理系受験生の皆さんの多くの方は思うと思います。面倒ですよね。 そもそもそれが本当に正解なのか?どうしてそう言えるんだ?自分の解答の方が正解だろ、等々思ってしまうものです。 しかし、試験問題である以上、正答の客観的根拠は存在します。明確に。これを掴むことが共通テスト現代文における得点安定、高得点への道です。
共通テスト古典(古文、漢文)令和7年度本試験の分析
令和7年度の大学入学共通テストでは、新課程に対応した最初の本試験が行われました。現代文に新たに「実用的文章」が追加されたことで大問数は5題に増えましたが、古典の出題形式も微妙に変化が見られました。ここでは古典分野に絞って分析します。
古文の出題傾向
第4問の古文は『在明の別』と『源氏物語』からの出題でした。いずれも平安時代を背景とする物語文であり、男女関係や心情表現を軸にした典型的な内容です。例年と同様に和歌の解釈も問われましたが、設問数は昨年より1つ減り、全体として処理の負担は軽くなったといえます。
問1は重要単語の知識を確認するもので、過去の傾向を踏襲していました。
問2では「敬語の種類・敬意の方向」を単独で扱う問題が初めて登場しました。一見難解に見えますが、敬語の基礎的なルールを押さえていれば対応可能であり、日頃から敬語の体系を整理しておく重要性が再確認されました。問3の空所補充問題は、生徒の会話文を通じて本文理解を確認する形式で、本文を丁寧に追う力があれば解答できるものでした。選択肢はほとんどが四択となり、受験生の負担はやや減少した印象です。
漢文の出題傾向
第5問の漢文は『論語』の一節に加え、江戸時代の漢学者・皆川淇園の注釈と弟子・田中履堂の評論という組み合わせでした。近年続いている「複数テクストの連関」を扱う形式を踏襲しています。設問は語義や返り点といった基礎的知識を確認するものから、注釈と原文を照らし合わせて正しく解釈できるかを問うものまで幅広く設定されていました。選択肢はすべて四択となり、例年の五択よりも判断しやすくなっており、全体の難易度は下がったと考えられます。ただし、注釈や評論との関連を正確に押さえる必要があるため、単純な知識暗記だけでは対応できません。文脈を理解しつつ、複数テキストを比較する読解力が求められました。
全体の総括
古典分野における最大の変化は「負担の軽減」と「基礎力重視」という点です。古文・漢文ともに設問数や選択肢が削減され、形式的には解きやすくなりました。その一方で、敬語の方向やテキスト間の関連といった共通テストらしい思考型問題は残されており、表面的な知識の暗記だけでは十分ではありません。昨年と比べれば全体の難易度は「やや易化」と評価できますが、時間配分を誤ると失点につながる点は変わりません。古典分野では、基本事項をしっかり整理したうえで、複数の情報を関連付けて読む練習を重ねることが、合格点を確実にするための最も効果的な戦略であるといえます。
共通テスト古典(古文、漢文)の勉強法
多くの理系受験生にとって、古典の学習は共通テスト対策に限られる場合が多いです。二次試験で古典を必要としない学生にとっては、国語の中でも古典は軽視されがちですが、共通テスト本番で安定して得点するには一定の準備が不可欠です。ここでは、古典を一から学び、共通テストで9割越えを目指すための勉強法を紹介します。
単語と文法を基盤にする
古典の学習において最も重要なのは、単語と文法の基礎力です。英語学習と同じく、単語を覚えても文法が分からなければ正しい意味を理解できませんし、文法だけ分かっていても語彙力がなければ文章が読めません。そのため、単語学習と文法学習は同時並行で行うのが効率的です。
単語学習は「1日10語」を目安に進めるとよいでしょう。面倒に感じる人も多いですが、習慣化してしまえば歯磨きのように「やらないと気持ち悪い」という状態を作れます。単語帳は「古文単語315」が定番であり、1ヶ月で1周できる計算です。文法は「古典文法基礎ドリル」などを活用し、1日1章のペースで進めれば1ヶ月で基礎を固められます。
さらに、文法については単純暗記で終わらせず、活用表を実際に声に出して確認したり、短文の中で用例を探すことで定着が強固になります。助動詞や敬語は特に混乱しやすいため、専用のプリントや表を作り、繰り返し確認する仕組みを作ると良いでしょう。
共通テスト古典(古文、漢文)学習の開始時期と進め方
理想的な開始時期は夏前です。7月から学習を始めれば、半年以上の時間をかけて完成度を高められます。短期集中では暗記が抜け落ちやすいため、毎日の積み重ねが重要です。
基礎を一通り身につけたら、文章を多く読むフェーズに進みましょう。共通テストやセンター試験の過去問を中心に、時間を測りながら演習することが重要です。時間に余裕がある場合は「古文上達 基礎編」などの問題集を併用すると、共通テストレベルの文章読解力を養うことができます。
また、学習の全体像を意識することも大切です。
1.7〜8月:単語・文法の基礎固め。
2.9〜10月:短い文章を数多く読み、主語判定や敬語を含む解釈の訓練。
3.11〜12月:過去問や模試形式の演習に入り、時間配分の感覚を養う。
4.1月:仕上げとして30回分ほどの過去問を回し、知識の総点検。
このように半年スパンで段階を踏むと、直前期に焦らず安定した実力を発揮できます。
古文読解のコツ
古文読解で最大の難所は「主語の省略」です。現代文と異なり、古文では主語が頻繁に省かれるため、誰の動作や発言なのか分からず混乱する受験生が多いです。ここで鍵となるのが「敬語」と「古文常識」です。尊敬語・謙譲語の使い方から人物関係を推測したり、和歌のやりとりなど当時の文化的背景を理解していることで主語を補う手がかりが得られます。
また、古文常識の知識は軽視されがちですが、婚姻制度や贈答文化などを知っていると設問が格段に解きやすくなります。市販の「古文常識ハンドブック」などを利用して、短期間でまとめておくのも効果的です。
実際の演習では「全文をきちんと解釈できるか」を復習時に確認することが不可欠です。分からなかった箇所は必ず文法や単語に立ち返り、知識を補強しておくことが定着につながります。
演習の進め方と注意点
過去問演習をすると、年度によって難易度が大きく異なることに気づくでしょう。点数が伸びない年度があっても、予備校が出している難易度分析を参考にすれば過度に落ち込む必要はありません。
また、時間制限が厳しいため、傍線部に到達したらすぐ設問に飛びたくなりますが、それは危険です。古文の文章は最後まで読まないと全体像が掴みにくく、部分の解釈も難しくなります。急がば回れの姿勢で、まずは全文を理解することを優先しましょう。ただし、設問を先に確認しておくことは有効であり、特に正誤問題などでは読むべき箇所を意識しながら進められます。
さらに、模試や過去問を解く際には時間配分のシミュレーションを必ず行いましょう。例えば古文と漢文を合わせて30分程度に収めるつもりで練習すると、本番で焦らずに対応できます。
漢文の学習法
漢文は古文ほど主語の省略に悩まされることは少なく、比較的体系的に学習できます。勉強の基本は句法と熟語の暗記です。「漢文早覚え即答法」を使えば効率的にインプットできます。
特に苦戦しやすいのが書き下し文ですが、前後の文脈と矛盾しない、最も自然な形を選ぶことを意識しましょう。加えて、返り点や再読文字などの知識を確実に押さえることも重要です。これらは慣れると自動化できるため、最初は地道に練習しましょう。
また、思想や文学史の背景を軽く押さえておくことで、設問に対応しやすくなります。儒教・道教・仏教の基本的な考え方を理解しておくだけでも、文章全体の意図が掴みやすくなります。漢文は短期間で伸ばしやすい科目であるため、直前期の伸び代も大きい点を意識しましょう。
復習の重要性
どの教科にも言えることですが、最も力がつくのは演習そのものではなく復習の時間です。演習で出てきた「知らなかった知識」を一つ残らず回収する意識を持ちましょう。 おすすめは「知らなかったことだけをまとめたメモ」を作り、定期的に見直すことです。知識は反復によって定着するため、この仕組みを作れるかどうかが得点力に直結します。 また、復習の際は「なぜその選択肢を間違えたのか」を必ず分析しましょう。単語不足なのか、文法の取り違えなのか、常識を知らなかったのか。原因を特定することで、次に同じミスを繰り返さなくなります。共通テスト古典(古文、漢文)の対策まとめ
古典の学習は、理系受験生にとって軽視されやすい一方で、共通テストでの得点を安定させるためには欠かせません。単語と文法を基礎に据え、演習と復習を通じて知識を定着させることが最も効率的です。古文では主語の把握と敬語・常識の理解を徹底し、漢文では句法と熟語を確実に押さえることが鍵となります。
早めに準備を始め、基礎から応用へと段階的に力を積み重ねていけば、共通テスト本番で9割を超える得点も十分に狙えるでしょう。特に理系受験生にとって古典は差がつきやすい分野です。だからこそ、計画的に取り組んだ人だけが安定して結果を出すことができるのです。
以下は、センター試験→旧課程の共通テスト→新課程の共通テストへと移行される過程で共通テストの試行問題をもとに書かれた独自分析と対策、勉強法です。現在においても共通テスト対策として学べることがとても多いので、参考として残しておきます。是非参考にしてください。
【勉強法と対策の前にチェック】大学入試センター公表による新課程の共通テスト国語
以下ではまず、大学入試センターが公表している「令和7年度大学入学共通テスト 試作問題「国語」の概要」「令和7年度大学入学共通テスト試作問題」についてみていきます。
新課程の共通テスト試作問題「国語」の概要

出典:大学入試センター公式HP 「令和7年度大学入学共通テスト 試作問題「国語」の概要」
実際の新課程の共通テスト国語の試作問題
実際に大学入試センターが共通テスト第3問に当たる新形式問題の試作問題を2問公表していますので以下の大学入試センターの公式HPをご覧ください。
今までと何がどう違うの?
以上までで明確にわかることは、共通テスト国語の第1問~第3問までが近代以降の文章の出題で、旧課程の共通テストと異なり第3問に新形式の問題が組み込まれるということ、第4問古文、第5問漢文という構成であるということです。
【的確な勉強法と対策の前提】共通テスト国語【新課程】の試作問題独自分析
以下では東大理三合格講師30名超「専属契約講師」集団(株)合格の天使の東大理三合格講師が大学入試センター作成の共通テスト国語の試作問題について独自分析した内容を解説していきます。なお、大学入試センターが試作問題について以下のように明記していることには注意してください。
○作成の趣旨及び留意点
本試作問題は,「令和7年度大学入学共通テストの出題教科・科目の問題作成方針 に関する検討の方向性」に基づき,令和7年度大学入学共通テスト『国語』に新た に追加する大問(近代以降の文章)について,具体的なイメージを共有するために 作成・公表するものです。
本試作問題は,出題する問題の一例です。本試作問題と同じような内容,形式,配点等の問題が,令和7年度以降必ず出題されるものではありません。本番の試験問題の作成に当たっては,今後決定する「令和7年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト問題作成方針」を踏まえて検討します。
本試作問題は専門家により作成されたものですが,過去の大学入試センター試験や大学入学共通テストと同様の問題作成や点検のプロセスを経たものではありません。また,本番の試験問題と異なり,A4サイズで作成しています。本番の試験問題は,適切な分量や体裁となるよう作成することとしています。
※ 本試作問題に関する説明は,「試作問題「国語」の概要」を御覧ください。
大学入試センターの見解としてはこの試作問題はあくまで試作問題で今後、「内容,形式,配点等」に変更がありうることを示しています。従ってここでの分析もあくまで試作問題に対する分析であることをご認識ください。
共通テスト国語【新課程】問題構成予測と試験時間、配点
問題構成
大問5つ(全て必答)
試験時間
90分
配点
評論45
小説(随筆)45
新形式20
古文45
漢文45
計200点
合格の天使 東大理三合格講師による共通テスト国語試作問題独自分析
評論・小説(随筆)
従来の出題内容と特に変化はないと思われる。
新形式問題
資料や図表の読み取りを中心とした問題。数学的な要素も含まれている。内容を素早く読み取り必要な情報を的確に抽出したり具体例を考えたりする力が求められる。英語のリーディングを日本語でやっている感覚。
古文・漢文
従来の出題内容と特に変化はないと思われる。
共通テスト国語【新課程】に対する的確な勉強法と対策概要
試作問題を見る限り、近代以降の文章=評論・小説(随筆)と古典=古文・漢文は従来の出題内容と大きな変化はないと思われる。従って新課程の共通テスト国語の勉強法と対策としては旧課程の共通テストの勉強法と対策を踏襲する形になる。新形式問題については若干の慣れが必要になるが大量の時間を割くような対策ではない。以下では東大理三合格講師30名超「専属契約講師」集団(株)合格の天使の東大理三合格講師が上記独自分析をもとに新課程での共通テスト国語の的確な勉強法と対策について概要を記します。
新課程 共通テスト国語の勉強法と対策概要
近現代以降の文章=評論・小説(随筆)
とにかく本文に書かれていることに対して忠実でいること。 自分勝手な野性の勘で解釈しないこと。 答えは必ず本文にあるのだから、本文の論理関係を正確に読み取り、 聞かれていることに正確に答えるだけ。消去法は有効であるが、 本文と矛盾する選択肢を消すのは容易である一方、本文に記載のない内容を消すのは難しい。共テの選択肢はよくできているので、本文の読み取りが正確であれば消去法を使わずとも一撃で答えに辿り着ける。これができるようになれば9割は堅い。
新形式問題
上記で説明した問題の性質からして冷静に解けば間違えることはあまりないと思われる。したがって新形式の問題対策の重要なポイントは現代文や古文漢文との絡みで時間との戦いになることを意識して対策することである。学校生活などで資料を速読する、重要部分を素早くとらえるといった経験値の差が現れる問題になる。
古典=古文・漢文
なんといっても知識をつけることが必要不可欠。文脈に頼ることは誤読の危険があり、崩壊を招きうる。ハマれば高得点、外せば雪崩、なんて不確定要素を最初から当てにするのは良くない。確固たる知識をもとに解き進め、どうしても詰まった時だけ文脈に頼ろう。 共通テスト形式の問題を解いて点数にブレがある人(最大値と最小値の幅が20点以上ある人)は文脈に頼ってしまっているはずなので、句法、文法、単語、など改めて見直そう。
的確な共通テスト国語の勉強法と対策をとるために最も重要なこと
上記で分析、解説してきた通り、新課程での共通テスト国語については新形式問題が加ったこと以外従来の共通テストと大きな変更はありません。したがって基本的には従来の共通テストの勉強法や対策がベースになります。この観点から、センター試験→旧課程の共通テスト→新課程の共通テストと変遷している一連の出題内容や問題構成がどう変わっているかを知ることは、過去問をどのように使うかや大学入試センターが要求している国語力がなんであるかを知るために極めて有益です。
以上の見地から、旧課程での共通テスト国語の勉強法と対策を記した以下のコンテンツをそのまま残しますので是非有効活用してください。
共通テスト国語【旧課程】の試行調査データ
大学入試センターが公開している共通テスト国語の試行調査の結果を以下でまず見てみましょう。
(出典:大学入試センター公式HP)
得点データ
平均点
平成30年度共通テスト国語の試行調査の平均点は90.81点です。
これに対して従来のセンター国語の平均点は
平成31年度 121.55点
平成30年度 104.68点
平成29年度 106.96点
です。
大問の構成・試験形式・制限時間
記述式問題の導入が見送られたため、 結果として解答形式は従来のセンター試験とは変わらない。 試験時間も、従来と同じく、国語全体で大問4つ(現代文は大問2つ)で80分。
数値を冷静に分析
以上のデータを見ると試行調査のほうが明らかに低得点であることは明らかですが、 だからと言ってこの数値のみから共通テストの難易度を捉えることは誤りなので注意してください。 この試行調査は現役高2・3年生を対象にしたものであり、 実施時点では演習不足や受験者層が低得点の一因であると考えられます。 また、試行調査段階では記述式がとられていたことも影響していると思われます。 ですので、この数値のみをもって共通テストの難度が跳ね上がると捉えることは誤りです。
的確な対策のためには、あくまで共通テストの問題の客観的性質から難易度を捉えてください。 以下ではこの観点から当塾が誇る30名超の東大理三合格講師が独自に分析を加えた 共通テスト問題の性質について解説します。
共通テスト国語【旧課程】問題の客観的分析
以下では共通テスト国語の問題の性質について当塾の30名超の東大理三合格講師陣が 客観的分析を加えたものを掲載します。
共通テスト国語の問題の作成方針
まずは問題作成者である大学入試センターの問題の作成方針を見てみましょう。
言語を手掛かりとしながら,文章から得られた情報を多面的・多角的な視点から解釈したり,
目的や場面等に応じて文章を書いたりする力などを求める。
近代以降の文章(論理的な文章,文学的な文章,実用的な文章),
古典(古文,漢文)といった題材を対象とし,言語活動の過程を重視する。
問題の作成に当たっては,大問ごとに一つの題材で問題を作成するだけでなく,
異なる種類や分野の文章などを組み合わせた,複数の題材による問題を含めて検討する。
(出典:大学入試センター公式HP)
【注意】
国語に関しては試行調査段階では記述式の導入を前提に問題が作成されているが、
実際には記述式の導入は見送られており、
4問80分形式となるため、試行調査問題と実際の共通テスト問題では少々形式が異なることにも注意が
必要である。
共通テスト国語の問題の分析
共通テスト現代文の問題の性質~センター試験との違い~
■従来のセンター国語には見られなかった図表や資料が挿入され、図表の特徴や意図を問う問題が存在
■論説の他には小説以外にも、詩などの読み解きが出題
■複数の文章から総合的に判断する問題の増加
■近年のセンター試験で出題されるようになった、 生徒どうしや生徒と教師の議論など対話文から選択肢を選ぶ問題の出題
共通テスト古文の問題の性質~センター試験との違い~
■試行調査問題はどちらも源氏物語が題材。1回目の試行調査問題は3個の文章から出題。 2回目は1個の文章からの出題
■1回目の試行問題は内容の解釈よりも表現に関する問題が多い。 2回目は内容解釈の問題が多い(=よりセンターっぽい)。
■語句問題も1回目はなかったが、2回目はセンターと同様に出題
■生徒と教師の議論など対話文から選択肢を選ぶ問題の出題
(要は複数の立場からの議論を読んで正当性を問う問題)
※文科省の分析によると、国語全体で1回目は文章量が多すぎたので、
2回目では減らしたとのことである。
2回目は1回目よりもバランスの取れた結果であったため、
おそらく本番も2回目に似た出題になると思われる。
(あくまで現時点での推測である)
共通テスト漢文の問題の性質~センター試験との違い~
■文章が1つだけではなく、文章+他の題材を合わせた出題
■他の科目と同じく生徒たちのディベートの穴埋め問題も出題
(要は複数の立場からの議論を読んで正当性を問う問題)
共通テスト国語の難易度と特性を総括
現代文
上記の特徴はあるが、大枠は従来のままで、 今まで通り問題文を正確に読み取って適切な選択肢を選ぶという枠組みは変わらない。 設問や文章自体の難度が上がるわけではない。 しかし、図表や資料、詩、対話文等の挿入により 時間的制約は従来のセンター試験よりも厳しくなるため、 解答に必要な箇所を的確かつ正確に抽出する力はより必要になる。
古文
文章の読み解き、前半から中盤にかけての小問の難易度は従来のセンター試験と大きく変化していないので 古文力に関しては求められる水準は的確に回答に必要な箇所を抽出する読解のスピードアップ以外には求められていないと言える。
終盤の議論の問題については、内容の正誤が前提になっているが、 (つまり問題文を正確に理解していれば解くことができる)選択肢が長く、 ポイントとなる部分を探すのにも上記読解力が必要になってくる。
漢文
従来のセンター試験のように文章1つだけではなく、 文章+他の題材を合わせた出題があるが、結局はそれぞれの文章を読めれば難なく問題は解けるレベルである。
問題形式自体はあまり変わらず、漢字の意味や書き下し、内容一致問題などであり難易度も従来のセンター試験と大差はない。
ディベート型の問題については、内容の正誤が前提になっているが、 要所を読み取り素早く処理する力が時間短縮のために必要である。
共通テスト国語の勉強法の基本方針
共通テスト国語で高得点を獲得する鉄則は、古文・漢文で出来るだけ高得点をとるという方針で勉強することです。 なぜなら、古文・漢文は、知識をしっかりと習得して最初の文から丁寧に解釈していけば、現代文よりも解きやすく、確実に得点できるからです。 また、現代文で出題される漢字は従来のセンター試験同様、中学高校で習うレベルの基本的な物ばかりなので確実に得点するようにしたいです。
確実に得点できるものから得点するという戦略の元、共通テスト国語の勉強を進めていきましょう。
共通テスト国語「読解」の勉強法の核
共通テスト国語で9割超、高得点を獲得するためには、 上記分析で示したように「解答に必要な箇所を的確かつ正確に抽出する読解力」 を身に着けることが必須となります。 以下では、現代文と古文・漢文に分けてこの読解力をつけるための勉強法を解説します。
現代文読解のポイント
評論文読解のポイント
読解問題については形式が多少変わる事があっても、 本文の論理をしっかりと読みとれていないと正解できない問題ばかりである。 適当に本文に出てきた単語を抜き出すだけでは引っ掛け選択肢に惑わされてしまう。 日ごろから文章の構造に注目して読む訓練をしておくと良い。
筆者が言いたいことを伝えるために、 文章がどういう論理的構造を持っているかということを見極めることが大事。 たとえば、「筆者の伝えたいことがaではなく、bが筆者の伝えたいことなんだ」であるとか、 「aでもbでもなく、筆者の伝えたいことはcなんだ」というふうに文章全体がどういう構造を持っているか ということを常に読解するうえで意識して、 筆者が伝えたいことを見逃さないこと。これがもっとも重要なポイント。
小説文読解のポイント
小説の読解では基本的に人物の心情が問われる。 年度によっては物語の内容がやや難解であったり、感情移入しにくかったりする場合がある。 一度読んで心情を想像できなくても、必ず本文の中に解答の根拠はあるのであきらめずに 探す事が重要である。また、解説をしっかりと読んで、本文のどのような記述がどのような心情描写になるかという傾向をつかんでおくと良い。
登場人物がどういった心情からどういった行動をとるのか、その原因と結果、どういうふうに思ってこの行動をとったのか、ということを考えて着目していく。もちろん考えるといっても、勝手に想像するのではなくて、文章の中からその心情の根拠となるところをしっかり見つけて、想像ではなく、きちんと読解をしていくことが重要。
評論にも言えることだが、筆者の伝えたいこと、もしくは登場人物の心情というのを想像して勝手に決めつけるのではなく、きちんと文章の中から根拠を見つけていく、その姿勢は忘れないようにしてください。小説では登場人物の心情に着目しながら読む(心情表現に着目しながら読む)しかし、自分の主張を入れずに客観的に読むということが重要なポイント。
古文読解のポイント
古文読解力の大前提
読解力をつけるには、文法、単語等の基礎知識の習得は必須です。 単独で文法問題や単語の知識が問われるか否かに関係なく、まず文法と単語の習得が先決です。
古文単語習得のポイント
古文単語についてはまず、重要な単語、頻出の単語をまずしっかりと覚えましょう。
古文単語の覚え方や単語の確認については
当塾の著書「受験の叡智」【受験戦略・勉強法の体系書】 ▶
や当塾の
古文の勉強法のコンテンツをご覧ください。
文法知識習得のポイント
文法については、動詞、形容詞、形容動詞の基本的な活用と助動詞の用法をしっかりと覚えましょう。 古文を解くうえでは、品詞分解をして精読できるようになることが点数アップのために重要です。 そのうえで、よく出てくる識別問題、「なり」や「に」や「る」といった言葉の識別問題については、 上にどういう語がきて、下にどういう形の語句がくるかによってどの品詞になるのかを覚えておきましょう。
補足:和歌の知識の習得のポイント
和歌については、掛詞や縁語といった修辞法をしっかりとどういうものがあるのか、 習得しておきましょう。あまりそれらについて、詳しく知る必要はありませんが、 まず和歌については文法解釈ができないと、 歌の意味が分からずに、質問に答えることができません。 従来のセンター試験では、年によっては、修辞法自体に関する問題が出た場合もあります。 なので、どういった技法があって、それぞれ何という修辞法なのかということを習得しておきましょう。
古文の「読解力」を上げる勉強法
共通テスト古文の勉強法|9割超への対策のページをご覧ください。
漢文読解のポイント
漢文読解力の大前提
読解力をつけるには、漢文の場合、句形、単語・熟語の基礎知識の習得は必須です。 単独でこれらの知識が問われるか否かに関係なく、句形、単語・熟語習得が先決です。
漢文の句形、単語・熟語習得のポイント
漢文の句形については、単なる丸暗記で覚えてしまうのではなくて、 構造を理解したうえで、記憶していくということが大事です。 なぜこの構造でこの意味になるのかということを暗記するのではなくて、 しっかり理解しておかなくては使えません。
漢文の単語・熟語は句形の参考書の末尾の小さなスペースにまとめられているものが多いですが、覚える労力は少ない反面、
読解に役立つので習得してしまいましょう。
この点については当塾の著書「受験の叡智」【受験戦略・勉強法の体系書】 ▶
の漢文の勉強法の部分をご覧ください。
補足:漢詩について
試行調査の現代文で詩の出題があった点から、漢文では漢詩の出題される可能性もあります。 余裕があれば絶句や律詩、といった表現技法などの基礎知識も持っておくと安心です。
漢文の「読解力」を上げる勉強法
漢文の「読解力」を上げる勉強法については、共通テスト漢文の勉強法|9割超への対策のページをご覧ください。
共通テスト国語の選択肢を適切に選ぶ方法
読解のポイントについては以上挙げたとおり、2次試験と同じ方法論で進めていけば良いのですが、 共通テスト国語の場合、2次試験と違って答えを記述式で書かせるのではなくて、 選択肢から選ばせるという特徴があります。 これがどういうふうに影響するかというと、よく一般的に言われるとおりに、 国語、ことに現代文というのは数学とは違って「絶対にこれ」という答えが存在しないわけです。
にも関わらず、従来のセンター試験や現行の共通テストのように、 選択肢を設けて、そこから選ばせるという形式をとっているということは、 選択肢の中で正解となるものは「どこからも文句のつけようがなく、客観的に正解である。」 言い換えると「これが間違いである」と絶対に指摘できない、そういった選択肢が正解になるわけです。
ということは共通テスト国語、ことに現代文での選択肢を選ぶうえでは、 正解となるものを選ぶことよりも間違っているものを消す、 つまり、客観的に、「これは間違いである」と言えるものをどんどん消していく、 そういった消去法で臨むのが基本になります。 ですので、それぞれの選択肢を見て、それが不正解であるのか、 間違った選択肢の特徴をつかんで見極める力が必要になります。
以上のように消去法は有効ですが、消去法は本文と矛盾する選択肢を消すのは容易である一方、本文に記載のない内容を消すのは難しいといった側面があります。共通テスト国語の選択肢はよくできているので、本文の読み取りが正確であれば消去法を使わずとも一撃で答えに辿り着ける場合もあります。これができるようになれば9割以上の得点は堅いです。
以下で現代文と古文漢文それぞれの選択肢の選び方のポイントを解説していきます。
現代文の選択肢の選び方のポイント
評論文の選択肢の選び方のポイント
評論の問題では(小説でも言えることですが)、各選択肢が決まった形で書かれているということがポイントです。たとえば「~はaでbである」という形がまずあって、その上でaやbに入るものが選択肢によって変わるというように、それぞれの選択肢が全く違った形ではなく、決まったテンプレートに沿って書かれているのです。
ですので、その違った部分それぞれについて、どういった内容がくるべきかに着目することが大事です。たとえば「~というのが~という特徴があり、その結果~である」というような選択肢の形があったとすると、特徴の部分とその結果の部分というのは必ず対応していなければなりません。特徴の部分と結果の部分が全く対応していない、全く関係ない事柄で書かれている、そういった選択肢があるとすると、その選択肢は間違いである可能性が高くなります。
ですので、やみくもに正解の選択肢を探すというよりも選択肢のこの部分に入るものはどういった内容がくるのか、というのを念頭において、本文の中から正解の根拠となるものを探して不正解のものを消していくという方法論で進めると、選択肢問題が一気に解きやすくなります。また、図や表などを使うこともそういった対応関係を理解するのに便利なツールとなります。
小説文の選択肢の選び方のポイント
小説の場合も、基本的な選択肢の選び方というのは評論と変わりません。 特に小説の場合は、登場人物がどういった原因でどういった心情になったのか、 ということを説明させる選択肢が多く存在します。こ れを解く場合も同じように、まず原因から考えていって、 登場人物がどういった出来事を経験した結果、どう思ったのか、考えていきましょう。
特に、心情を説明させる場合は、心情というのが本文中には直接的に書かれていなくて、 その直接書かれていない心情が表れて文章中の表情ですとか、 登場人物の行動といった形で表現されているということが多いです。 つまり、元となる原因が書かれていて、そして登場人物の表情とか行動といった描写がある、 そして、その中間の心の動きを考えさせる問題が多くあるということです。 ということはやはり、この原因と結果の穴埋めを解くためにも、 論理的な対応関係を掴んでいく事というのが大事なのです。
古文の選択肢の選び方のポイント
基本的には現代文の部分を参考にしていただければよいですが、古文に関してはきっちり読解が出来れば選択肢は現代文に比し選択しやすいので基礎知識を前提とした 読解力をつけることが重要です。
漢文の選択肢の選び方のポイント
基本的には現代文の部分を参考にしていただければよいですが、 漢文に関してはきっちり読解が出来れば選択肢は選択しやすいので基礎知識のマスターが重要です。
共通テスト国語の「解答時間短縮」対策
共通テスト国語全般に共通しますが、 「問題を解く手順」というのに気をつけるようにしてください。 これが共通テスト現代文を時間内に解ききり、かつ高得点を獲得するための肝です。
一般的な基準
共通テスト国語のだいたいの問題は、空欄や傍線部というのがあってそれに関して知識を問うたり、 説明させたりする問題になっているのですが、解く手順の基準を以下に示します。
(1)まず最初から文章を読んでいく
(2)問題となっている空欄や傍線部にいきついたらそこからその部分に関する設問に飛ぶ
(3)設問を読む
(4)選択肢をチェックする
図表資料などがある問題の場合
参考資料として載せられている図表などの資料に全て目を通そうとすると時間不足は否めません。 そこでそれらに対しては1度目は大きな見出しのみ確認しておおよその内容を把握する程度にとどめ、 設問で言及されていたら必要箇所を細かな部分まで確認し解答するという方法をお勧めします。
説明問題の場合
説明問題の場合は、選択肢をすべてチェックして、 なにを探すべきかというのを確認するようにしてください。 何を探せば、この選択肢1つに絞れるかというのを確認してから、 もう1度文章に戻って、その根拠となるものを探します。
だいたい従来のセンター国語の場合は、その根拠があるところというのは、 問題の該当箇所、傍線部や空欄のある部分、それまでの文章とだいたいその該当部分のちょっと後まで、 そこらへんが範囲になっているので、該当部分までの文章と該当部分のちょっと後、 1段落とか、同じ場面の文章、そこまでを範囲にして先ほど選択肢を読んでチェックした探すべき事柄 というのを探します。 そして根拠が見つかったら、それを元に選択肢を消していって、1つに絞る、そういう手順です。
全体の内容を問う問題の場合
説明問題とは異なり、全体の内容を問う問題、 具体的には従来のセンター試験の評論とか小説の最後の問題で文章全体について表現技法とか 内容について問う問題があります。 そういった問題の場合は、このように該当部分に飛ぶということができないので、 そういう全体に関する問題については、文章を読むうちのだいたい段落ごととか、 場面ごと、1段落読むごととか1つの場面が終わるごとに、最後の問題に飛んで、 そしてその時点で確実に消去できるもの、これは違うといえるものを消去していく、 そのようにすれば、最後の問題になった時にも、最後の問題に進んだ時も、 そこでいちいち最初から文章を読む必要がなくなるので、読む手間というものを省くことができます。 それで時間短縮になりますし、他の問題でじっくり考えることができるわけです。
共通テスト国語9割超への対策ポイント
時間配分対策
時間配分の目安というのは本番でわからない部分で考え込んだり、パニックになることを防ぐためにあらかじめ大問ごとに目安となる時間を決めておくという意義と、日々の勉強でこの目安時間内に問題を処理できるように対策をしていくという意義があります。
あくまでここに掲載するものは目安です。個人個人多少の違いはあってもかまいません。大事なことは上で述べた2つの大きな意義をしっかりと理解して自分なりの目安を持っておくということです。
旧課程の共通テストでは大問4つでしたが新課程では5つになります。模試などを受ける中で自分の時間配分をしっかりと構築しておきましょう。ちなみに旧課程の共通テストにおいては現代文に古文漢文よりも多めに時間を割り当てることが王道でした。新課程の共通テスト国語では新形式問題が含まれるようになりましたのでこの点も考慮して時間配分を決定しておきましょう。
解く順番対策
現代文はいくらでも時間を費やそうと思えば費やせてしまいます。 そこで、最初に古典=古文・漢文から解くという戦略はおすすめです。古典=古文・漢文は単語や文法、句形等の基礎知識は事前に準備できます。基礎知識を完璧にすることで回答スピードは上がりますし、逆に本番で知らないものが出てしまえば多くの時間をかけたところで無駄ですので時間短縮のために割り切りましょう。
消去法と一撃法の併用習得
「選択肢の選び方」の項で述べましたが、選択肢を選ぶ際に消去法は有効ですが、消去法は本文と矛盾する選択肢を消すのは容易である一方、本文に記載のない内容を消すのは難しいといった側面があります。共通テスト国語の選択肢はよくできているので、本文の読み取りが正確であれば消去法を使わずとも一撃で答えに辿り着ける場合もあります。消去法と一撃法をうまく使う、これができるようになれば9割超の得点確保が可能となります。是非過去問演習を通じて習得してください。
理系受験生・文系受験生それぞれの共通テスト国語対策法
国語が二次試験で課されるか否かによって対策は当然異なりますので以下ではそれぞれについて解説します。
理系受験生
現代文について
2次試験がある理系受験生は文系受験生と同じ基本方針。 共通テスト国語しかない理系受験生は入試現代文へのアクセス 基本編 (河合塾シリーズ) 等でまず読解の基礎・作法を学んだら従来のセンター過去問を用いた演習で徹底的に解法や 選択肢の確実な選び方を学んでいくことをお勧めする。
古文・漢文について
2次試験がある理系受験生は文系受験生と同じ基本方針。 共通テスト国語しかない理系受験生は基礎的な単語帳・問題集・参考書何か一冊(ex.古文単語: マドンナ古文単語230 パワーアップ版: 別冊単語カードつき (大学受験超基礎シリーズ) 古文文法:ステップアップノート30古典文法基礎ドリル (河合塾シリーズ) 漢文:漢文ヤマのヤマ パワーアップ版 (大学受験超基礎シリーズ))等でまず古典は文法・単語の基礎を漢文では句形・重要漢字の基礎を学んだらセンター過去問演習で徹底的に読解の方法、解法や選択肢の確実な選び方を学んでいくことをお勧めする。
共通テスト古典(古文・漢文)は少ない労力で満点を狙える科目であり満点を狙いに行った場合の リスクも少ない。したがって共通テストで高得点を獲得したいなら 共通テスト古典(古文・漢文)で満点もしくはそれ近くの得点を獲得することを 目標に対策していくことをお勧めする。
この点について、国語の受験戦略・勉強法・受験勉強計画も含め全体的な勉強法や更なる詳細な 勉強法を知りたいという方は 「受験の叡智」【受験戦略・勉強法の体系書】をご覧ください。
文系受験生
現代文について
2次試験・私大試験がある文系受験生は 入試現代文へのアクセス 基本編 (河合塾シリーズ) 等でまず読解の基礎・作法を学んだら志望校の過去問演習で徹底的に読解力・記述力・論述力を鍛え (選択肢問題があれば選択肢の消去法や確実な選び方を過去問基準で学ぶことが重要)+ 共通テスト過去問演習で徹底的に解法や消去法等の選択肢の確実な選び方を学ぶことをお勧めする。
古文漢文について
2次試験・私大試験がある文系受験生は基礎的な単語帳・問題集・参考書何か一冊 (ex.古文単語:マドンナ古文単語230 パワーアップ版: 別冊単語カードつき (大学受験超基礎シリーズ) 古文文法:ステップアップノート30古典文法基礎ドリル (河合塾シリーズ) 漢文:漢文ヤマのヤマ パワーアップ版 (大学受験超基礎シリーズ)) 等でまず古典:文法・単語、漢文:句形・重要漢字の基礎を学んだら 読解の基礎的な問題集の演習、志望校の過去問演習で徹底的に読解力・記述力・論述力を鍛え (選択肢問題があれば選択肢の消去法や確実な選び方を過去問基準で学ぶことが重要) +共通テスト過去問演習で徹底的に解法や消去法等の選択肢の確実な選び方を学ぶことをお勧めする。
この点について、国語、現代文の受験戦略・勉強法・受験勉強計画も含め全体的な勉強法や更なる詳細な 勉強法を知りたいという方は 「受験の叡智」【受験戦略・勉強法の体系書】をご覧ください。
共通テスト国語対策はいつから?適切な開始時期
文系受験生や二次試験に国語が出題される理系受験生については 二次試験の国語対策の中で共通テスト過去問や試行調査問題、従来のセンター過去問演習を組み込むことで対策は万全になるので、 ここでは共通テストのみで国語が必要となる理系受験生の対策時期について述べる。 現代文については遅くも9月くらいまでに基本的な読解の知識を身に着け、 各自の状況や得点戦略(受験の叡智【受験戦略・勉強法の体系書】受験戦略編参照)に応じ 10月くらいから共通テスト過去問(共通テスト過去問が一定程度蓄積するまでは試行調査問題、センター過去問) 演習を徐々に行っていけば盤石である。
共通テスト国語にセンター過去問、旧課程の共通テスト過去問は使える?
旧課程の共通テスト過去問を繰り返し解いて対策を積むのはもちろんだが、近年のセンター試験も大学入試改革に向けて変化してきている傾向があるので、新しい年度のセンター過去問も有益です。 過去のセンター試験の国語の問題はどんな大学の入試問題よりも良問であり、 国語に関しては共通テストの過去問が蓄積するまでは従来のセンター過去問と旧課程の共通テスト過去問を学習の中心に据えることをお勧めします。
従来の共通テスト過去問やセンター過去問を使った演習の際は制限時間をまるまる使うのではなく、制限時間を短くして負荷をかけて演習するといった方法も有効である。
的確な勉強法と対策をとらなければ共通テスト9割超は難しい
共通テスト国語の得点を安定させる対策は明確にあります。
「現代文」が苦手であっても「共通テスト現代文」で9割弱~9割超の得点を確実に獲得する対策は可能です。センター現代文というのは、難関理系学部志望受験生にとっては悩みの種になっている方も多いと思います。文系受験生でも苦手な方には同様ですね。
現代文というのは、一般に水物とか失敗の多い科目と言われていますが、 実は、的確な読解のポイント、選択肢の選び方のポイントを網羅的に得てしまえば 他の科目よりもはるかに短時間でかつ確実に高得点を獲得できる科目なのです。 古文、漢文についても同様です。
共通テストの国語が苦手とか得点が安定しないという方は以下のことを考えてみてください。
共通テストの国語の文章を納得するまで理解しようと何度も読んでいる時間はありますか? ないですよね。 選択肢を見てあーだこーだ考えて、また同じ文章に戻ってってやっていたら時間足りますか?足りないですよね。 場当たり的に問題を解いていたら点数がよいときと悪い時がバラバラになりますよね?
これらはすべて当たり前です。でも、 こういった部分に対してしっかりとした具体的な対処法を持っていますか? 実践できるレベルまで落とし込めていますか? 鉄則のレベルはどんな問題にも普遍的に対応できるレベルですか?
そうでないなら、あなたの「共通テスト現代文」の得点はまだまだ伸びます。
評論にしろ小説にしろ古文にしろ漢文にしろ、共通テストは、 正解を発表しなければならない、 つまり、客観的に正解であるという明確な根拠のもとに設問を作成しなければならない。 裏を返せば、そのポイントがわかれば高得点を獲得することが可能ということなのです。
受験全教科とのバランスを考慮した受験戦略や勉強法を学びたいという受験生へ
受験戦略、受験勉強計画、各科目勉強法をさらに体系的に詳細に学びたい方は 「受験の叡智」【受験戦略・勉強法の体系書】及び 「医学部受験の叡智」【受験戦略・勉強法の体系書】をご覧ください。 あなたを第一志望校合格へ導く一冊です。
共通テスト国語で効率的かつ確実に9割超、高得点を獲得したという方へ
東大理三合格講師30名超、東大理系・文系上位合格層講師を擁する (株)合格の天使の特殊個別指導リアル塾・ネット塾、 さらには各教科の共通テスト対策講義を公式サイトトップページより是非ご覧ください。
令和7年(2025年)以降の新課程での共通テスト国語対策について
令和7年から共通テストは新課程下での出題範囲、内容に変更されます。 すでに当社(株)合格の天使では30名超の東大理三合格講師陣が分析を行い対策方針、勉強法についてもノウハウを集積しています。今後状況を見てさらに皆さんにもご提供していきます。 今のうちにこのページをお気に入り登録しておいてぜひ参考にしてください。
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